朝日新聞

先日の朝日賞について取材の申し込みがあって、築地の朝日新聞本社まで行ってきました。今は大江戸線のおかげで、練馬から乗り換えなしで行けるのが便利ですね。取材の申し込みの電話の時にだいぶ声の若い方だなぁという印象を持っていたけれど、実際に会ってみると担当の方は実にダンディな初老の紳士。ああ、こういうかっこいい年の重ね方をしたいな、という方でした。マスコミ関係の若い人では、落ち着きが無く取材時間中には信頼を寄せにくい方にしか会った事がないんです。こっちが10喋っても1が記事になるどころか、全然ピントのずれた解釈で載せられて、そうなると、何話したんだおれは、って落ち込むわけです。ところが、同じマスコミでもある年齢以上の方になると、ダンディで憧れるような貫禄、知性が感じられる人ばかりなんですね。例外無く。おまけにこちらの話す事をよく理解してくれるというか、話の聞き方が自然でうまい。こちらの話題が途切れそうになると絶妙なタイミングで次の話題へ方向転換させてくれるんです。もちろん全部が記事になるなんてことはスペース上あり得ないけど、こちらが無駄に話してしまった事を実にスマートにまとめてくれている、という印象の記事に出会える。あくまで僕の乏しい経験の中では、という話なので一般化できるかどうかわかりませんが。とにかく今日のKさん、取材の間にファンになりました。憧れるなぁ。かっこいい。本社の建物に入っているアラスカというレストランでランチをごちそうになりながら1時間ちょっとの取材。このランチはおいしかった!今まで浜離宮ホールに用がある時も素通りしてました。こんな所にあるレストランなんて高いだけだろうなぁなんて思ってたので。ああ、思い込みって怖い。記事の掲載日はまだはっきり決まっていないそうです。1面使った文化特集の中で、吹奏楽と合唱の全国コンクールがあるよ、という特集があって、その中に吹奏楽・合唱それぞれの朝日賞受賞者のコメントが入るみたいです。他にも出場団体の取材なんかもあるだろうから、そんなにスペースは割かれないと思いますが。月2回の文化特集欄を一応気にかけてみて下さい。


Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です