風のしるし

外出したついでにヤマハによって、間宮芳生氏の新刊「風のしるし・オッフェルトリウム(Wind Wrought / Offertorium)」(音楽之友社)の楽譜を発見。これは左手のためのピアノ曲。舘野泉氏のために書かれ、コンサートで演奏され、同名タイトルのCDに収録されるのも聴いて知っていたのだけど、まさか楽譜が出版されるとは思わなかった。左手だけの曲って、需要があまりなさそうな気がするから。それとも、左手レパートリーなら一も二もなく買ってくれる層が実は充実していたりするんだろうか。ちょっと考えにくい状況ではあるけど。とにもかくにも、企画会議で反対意見を押しのけて出版にこぎつけたであろう音楽之友社に拍手。で、こういうリスキーなことをやってくれる会社はなるべく応援せねばということで、僕も早速買ってきました。帰って来て早速左手で弾いてみるが、む、むずかしい・・・。しばらく弾いているうちに、左手だけで弾きこなすための指使いが少しわかってきたものの、ゆっくりしどろもどろで弾き通しただけで既に左手には腱鞘炎の気配・・・。急にハードな運動をしてはいけません。こういうのがカチッと弾けるとかっこいいんだろうなぁ。僕の技術では無理な話だけど。


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