今年最初の日記。年賀状が今年は遅れに遅れました。今日、やっと最終便を送ったところです。2日になってからようやく宛て名を書いているくらいなので、遅過ぎですねぇ。遅くついたみなさま、全く他意はないのでご了承ください。原因はといえば、年末から引きずった楽譜の仕事。おかげで大晦日も元旦もモニタを睨みながら音符を入力していました。合間にちょっとずつ作曲のメモをとったりもしていたけど。これほど正月気分と縁遠い気分で新年を迎えたのは初めてです。やっぱり年末までに一区切りつけないと、気分も切り替えにくいものなんですね。3 日にはピアノ伴奏の仕事をして、意気消沈。練習までは一度も間違えたことのないようなところを間違えたり、さんざんやらかしてきました。この本番に対する弱さは何なんでしょう。精神の弱さなのかな。演奏家の方々は、本番の緊張をいい方向に活かして、ステージ上でも普段通り、あるいは普段以上の演奏ができるんでしょうが、僕はそんなことができた試しがない。下手すると練習で初見で弾いた時の方が良かったりするかもしれないくらい。技術的な問題はもちろんのこと、この精神的な問題を克服できれば、もう少しナマミの音楽にも関れるだろうになぁと夢みます。「作曲家ってピアノとかすごい上手なんじゃないですか?」なんて、今までにもたくさん言われてきましたが、そのイメージは大きな間違いです。ピアノもできない人間は作曲家とは言えない、っていうなら、この言葉は真実なんでしょうけど。もちろん人並みに、あるいは人並み以上に相当素敵なピアノを弾く作曲家もたくさんいます。だけどその一方で、ピアノが得意ではない作曲家もいるわけです。結局は人それぞれ、ってことでしょう。勿論、弾ける弾けないは、その作曲家の作品や音楽観に大きく影響しているとは思います。はぁ、うまくなりたい。
No comments
Comments feed for this article
Trackback link: http://ht-music.com/otama/wp-trackback.php?p=94