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拙作「小管弦楽のためのCapriccio-あばれ祭りによせて」がオーケストラ・アンサンブル金沢の第245回定期公演で演奏されます。是非お聴き下さい!

井上道義 シンフォニック・ミラクル!
▽日時:2008年 7月26日(土)15:00開演(14:15開場)
▽会場:石川県立音楽堂コンサートホール
▽独奏:アビゲイル・ヤング(ヴァイオリン)、ルドヴィート・カンタ(チェロ)、松井晃子(ピアノ)

▽曲目
ハイドン   :交響曲 第96番 ニ長調「奇跡」
堀内貴晃   :小管弦楽のためのカプリッチョ-あばれ祭りによせて
アウエルバッハ:憂鬱な海のためのセレナーデ
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 op.60

料金:SS:5,000円 S:4,000円 A:3,500円 B:2,500円 B学生:1,500円
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert.html

フルートアンサンブル・トリプティークのために書きおろしたフルート3重奏用の編曲「愛の挨拶」と「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」の2曲が、楽譜出版に続いて携帯の着うた(R)で配信される事になりました。
 配信元は株式会社 友ミュージックさんの「BRASSBAND CLUB 」。演奏はもちろんフルートアンサンブル・トリプティークの3人です。

Docomo、au、Yahoo!ケータイの3キャリアに対応。楽譜は誰にでも楽しんで貰うというわけにはいきませんでしたが、着うたならどなたにも気軽に楽しんでいただけます。
お気に入りの曲があったらダウンロードしてみてくださいね!

◆Docomo
iMenu → メニュー/検索 → 着うた/着モーション→ ジャズ/クラシック

◆au
♪BRASSBAND CLUB
EZメニュー → EZトップメニュー → カテゴリで探す → 着うた → クラシック・ジャズ
♪BRASSBAND CLUB full
EZメニュー → EZトップメニュー → カテゴリで探す → 着うたフル・ビデオクリップ → 楽器・伝統音楽

◆Yahoo!ケータイ
♪BRASSBAND CLUB
Yahoo!ケータイ → メニューリスト → 着うた・ビデオ・メロディ → 着うた → JAZZ・クラシック・ワールド
♪BRASSBAND CLUB full
Yahoo!ケータイ → メニューリスト → 着うたフル → 楽器・アレンジ

オーケストラアンサンブル金沢の定期演奏会で拙作が取り上げられます。オーケストラ・アンサンブル金沢 第237回定期公演ファンタジー・シリーズ日時:2008年3月16日(日)15:00開演(14:15開場)会場:石川県立音楽堂コンサートホール指揮:鈴木織衛出演:木乃下真市、一川明宏(津軽三味線)小杉真貴子、加賀山昭、田村雅子、山本正之、山口幸晴、出島照磐、吉倉正治、加賀山紋(唄)瀬尾明美民踊社中、中村梅也社中(民踊)曲目:〈オーケストラによる日本民謡〉間宮芳生:コントレタンツNr.1「白峯かんこ」堀内貴晃:小編成管弦楽のためのCapriccio 〜あばれ祭りに寄せて〜外山雄三:管弦楽のためのディヴェルティメント〈津軽三味線の響き〉木乃下真市:月に想う〜灼熱 ほか〈日本の民謡〉〜民謡 北から南から そして北陸〜料金:SS:5,000円 S:4,000円 A:3,500円 B:2,500円 B学生:1,500円詳細はオーケストラ・アンサンブル金沢のサイトでご覧下さい。”日本民謡”というテーマで取り上げて頂いていますが、”あばれ祭り”は、特定の日本民謡を素材とした作品ではありません。もう10年前の曲なので、今の自分からすると、まだまだ勉強できてないなぁ、という思いもあるのですが、初めてプロの演奏家(集団)に自分の作品を演奏して貰えた思い出深い曲です。この曲や、その演奏を通じて勉強させて頂いた事が山のようにあります。ご都合がよろしければ是非お運び下さい。

フルートアンサンブル・トリプティークのために書き下ろした編曲が楽譜販売される事になりました。
ドリカムの歌っている「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」(吉田美和作曲)と、エルガー作曲の「愛の挨拶」の2曲を、それぞれフルート3重奏のために書いたのです。

2曲とも「プロが仕事で使える編曲」として仕上げたつもりですが、それは音楽的な中身の話。技術難易度はそれほど高くないので、アマチュアのフルート奏者のみなさんにも充分お楽しみ頂けます。

「愛の挨拶」の方は、H管フルートを使うように指定していますが、C管フルートでも演奏できるようにoptionの音符も書いてあります。

フルート4重奏に比べるとフルート3重奏のレパートリーは数が少ないそうです。今後もこの編成のための楽譜を折に触れて書いていきたいですね。

自前で編曲してレパートリーを増やしているアンサンブル団体は少なくないと思いますが、こうして楽譜を出版して世に出していくグループはそうそういないと思います。CDを出すよりは、楽譜を公に出した方がレパートリーの充実のために貢献できる事が大きいと思うので、トリプティークの3人の信念と行動力にも応援を送りたいです。

フルート奏者の皆さんは是非ともお買い求め下さい。
→楽譜購入方法などの詳細はこちら

近日中にムラマツ新宿店や山野楽器でも取り扱い予定だと聞いています。

ハーモニー誌上のプロフィール欄に紹介した指導合唱団ss(エスツェット)のホームページはこちらです。

"作曲家の目指した音に立ち返る"事を目指して月2回、日曜夜に活動しています。 今年度の上半期は、特に密度を上げて"様々な作曲様式の合唱曲をうまく表現するツボ"を追求します。集中的に表現技術を上達させたい方、指導法に悩んでいる若い合唱団の技術系スタッフのみなさんには面白い内容だと思いますよ!

fiole_thumb.jpgフルート四重奏のための2つの編曲初演のお知らせです。
たなばたの夕べに「見上げてごらん夜の星を」「星に願いを」の2つの新編曲と、その他のプログラムをお楽しみ下さい。


フルートアンサンブル フィオーレ
たなばたコンサート

日時:2007年7月7日(土)17:00開演
会場:プリミエール酒々井文化ホール
出演:フルートアンサンブル フィオーレ
(阿部麻耶・石井美由紀・野平加奈子・東貴美子)
料金:一般 1500円 高校生以下 1000円 小学生以下 500円
後援:武蔵野音楽大学同窓会千葉県支部・日本クラシック音楽協会
チケット:(株)村松楽器販売 Tel. 03-3367-6000

【曲目】
モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ドビュッシー/小組曲
ヴィヴァルディ/四季より「夏」
八木澤教司/フィオリトゥーラ
スメタナ/モルダウ
モーツァルト/キラキラ星変奏曲
★いずみたく/見上げてごらん夜の星を(堀内貴晃 編)
★ハーレイン/星に願いを(堀内貴晃 編)
星出尚志/四季の詩情

※プログラムは予告なく変更する場合があります  


というわけで、大学の同級生のフルーティストたちによるアンサンブルで、七夕の夜に星づくしのコンサート。会場は千葉県印旛郡酒々井町の図書館内に併設されているホールです。

僕はこのコンサートではじめて「酒々井町」を知ったわけですが、「しゅしゅい?」「ささい?」と読み方がわかりませんでした。調べてみたら正解は「しすいまち」でした。おどり字で母音が変わる例なんて初めて知りました!日本語は奥が深いです。 ちなみに町のホームページには地名の由来が載っていました。酒好きの方が嬉しくなるような由来のようですね。

夕方から開演という事で、終演後に飲みに繰り出す時間もたっぷり取れそうです。お時間のある方は是非お越し下さい。 

cappella.jpg金沢でのコンサートのお知らせです。

6月30日15時から、金沢駅前にある石川県立音楽堂で第3『新しい風コンサート』が開催されます。このコンサートは、金沢カペラ合唱団の指揮者である山瀬泰吾先生とご存命中の関屋晋先生、そして五木寛之先生の3者が「誰にでも口ずさめる歌を歌っていかなくてはならない」との信念で立ち上げたコンサート。

歌う金沢カペラ合唱団は、なんと命名者に五木寛之先生を戴いている、おそらくは世界に一つしかない合唱団。

というマクラの話は当事者ならみんな知ってる話でしょうが、多分ネットの情報には流れてないような話だと思うので書いてみました。金沢ローカルの話題だけで終わらせない方がいい話だと思うので。>カペラの皆さん

 

僕は縁あってこのコンサートの1回目から編曲関わらせて頂いています。このコンサート以外のものも含めると、山瀬先生の合唱団の為には多分10曲近く編曲を提供しているはずなのに未だにオリジナル曲でご一緒した事がない、というあたりもなんとも珍しい関わり方(笑)。

今回のコンサートははるばる湘南から湘南市民コール(故・関屋先生が育て上げた名門中の名門合唱団。僕も音源をたくさん聴いて過ごしました)を迎えるジョイントコンサートだという事で、金沢の歌(作詩が五木寛之先生)と湘南の歌を織り交ぜた最終ステージの編曲を書き下ろしました。

湘南の歌って何があるかなぁと考えるとすぐに浮かぶのがサザンオールスターズ(チャコの海岸物語、HOTEL PACIFIC)。でもコンサートで歌う/聴く人には熟年層もいるので、少し世代を上げて加山雄三(君といつまでも)。

資料に使ったCDのライナーノーツによると「君といつまでも」の有名なセリフ部分は、若大将がレコーディング時に即興的に加えたものだそうですよ。だけど、ちゃんと作詩者の了解は得たんだそうな。MS一さんも、ちゃんと最初に許可を取っていればあんな事には・・・。

 一方で若年層向けの曲も何か入れた方がいいかと思ったんだけど、唯一思いついた湘南乃風があまりに合唱向きでなかったので断念(チャンスがあったら数十人で歌う?ラップを聴いてみたい気もする。恐いもの見たさで)。

間に金沢の曲を織り交ぜて、テンポの緩急で配列をして、といった感じで1ステージ20分分の編曲を準備しました。

演奏以外にも30分もの五木寛之トークコーナーがついているコンサート。ご都合のつく方は是非金沢までおいで下さい。僕も久しぶりに金沢まで行く予定です。

 ______

第3回 『新しい風コンサート』

監修:五木 寛之
日時:2007年6月30日(土) 開場 14:30 開演 15:00
場所:石川県立音楽堂コンサートホール
入場料:一般2000円 学生1000円 高校生以下500円
特別ゲスト:五木寛之
音楽総監督:山瀬 泰吾
出演:金沢カペラ合唱団
賛助出演:湘南市民コール
主催:泰声会
(女声合唱団 悠、女声合唱団 杏、金沢カペラ合唱団、メディカルサロン七尾合唱団)

 

プログラム

〜第Ⅰステージ〜
♪ 金沢カペラ合唱団 ♪ 指揮:山瀬泰吾
混声合唱のための「うた」より
小さな空         作詞:武満徹   作曲:武満徹
小さな部屋で       作詞:川路明   作曲:武満徹
明日ハ晴レカナ、曇リカナ 作詞:武満徹   作曲:武満徹
さくら          日本古謡     編曲:武満徹
翼            作詞:武満徹   作曲:武満徹
○と△の歌        作詞:武満徹   作曲:武満徹
死んだ男の残したものは  作詞:谷川俊太郎 作曲:武満徹
曲順未定
 
〜第Ⅱステージ〜
♪ 湘南市民コール ♪ 指揮:清水敬一
混声合唱組曲「ある真夜中に」
全曲           作詞:瀬戸内寂聴 作曲:千原英喜
 
〜第Ⅲステージ〜
”歌は魂の食べ物である” トーク 五木寛之
 
〜第Ⅳステージ〜
♪ 金沢カペラ合唱団 ♪ 指揮:山瀬泰吾

”湘南の風・金沢の風”−湘南から金沢・歌のかけはし−
チャコの海岸物語     作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐  編曲:堀内貴晃
君といつまでも      作詞:岩谷時子 作曲:弾厚作   編曲:堀内貴晃
金沢望郷歌        作詞:五木寛之 作曲:弦哲也   編曲:堀内貴晃
浅野川恋歌        作詞:五木寛之 作曲:山崎ハコ  編曲:堀内貴晃
HOTEL PACIFIC      作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐  編曲:堀内貴晃

怪獣の名はなぜガギグゲゴなのかタイトルだけ見ると何の本かわからないけれど、クオリアの視点から言葉のサブリミナルインプレッションを探る本。と言っても何の事かわからない。例えばママ、マリア、マンマという単語に共通のイメージは、生きるために根源的に必要なもの、絶対的安心感を与える存在。そして共通しているMの子音は赤ちゃんが最初に獲得する子音で、Aの母音は最も開放的な母音。だから体を通じて発せられる響きが単語の意味実態と結びつく、といった話がいろいろ載っている。僕が考えている「身体」という問題とも絡んでくる。どうやら商品のネーミングヒントを求めている企業人を主な対象に捉えて書かれているみたいだが、僕の場合には声楽関係の作曲の時や現場の指導の時に方法論として有効な引き出しをたくさん作らせてもらえた。声を扱う人、声で何か表現をする人全般にとってヒントになりうる事がたくさん書かれているので色々な人にお勧め。ただ、直接的にそのまま何か使えると言うというわけではないので、何か別の知識や経験と結びつける必要がありそう。「優れたピアニストはタッチの具合によって半音程度までは調律のズレを調整できる」といった誤解に基づいた記述もいくつか含まれているので、部分的には話を差し引いて読む必要があるのが難点。論文としても論理に難ありといった感じ。あくまで「ヒントを見つけられるかも知れない」本という位置づけだと思う。でも他でなかなか見ない視点は魅力。怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか

というわけで、本日いよいよ30代を迎えてしまいました。これからはおっさんへの道を心身共に一直線に突き進んでしまうのでしょうか。気力で若さを保てるのかどうかが気にかかる今日この頃。そんな誕生日の今朝、雨が降る中をゴミ出ししにいった戻りに、家の目の前の大地のぬかるみに足を滑らせ、背中で思い切り倒れ込みました。瞬時に左手で受け身をとったものの、結果的には左手首も強く打ち付ける結果に。時間が経った今、じわじわと肩や首に違和感が生じてきています。この身動きできないスケジュールの中で悪化してくれるな我が体。どうにかやり過ごせますように。つい2週間くらい前にも同じ場所で滑って背中を打ち付けた所だったから、細心の注意を払っていたんだけどなぁ。靴が滑りやすいのか、身体能力が低下しているのか。そんなこんなで大きく滑り出した30代、ここ最近で溜まってきたお知らせです。↓___◆オリジナル作品出版先日のハーモニー誌上でも紹介された混声合唱とピアノのための「おれは歌だ おれはここを歩く 〜アメリカ先住民の3つの詩」が音楽之友社から正式に発売決定しました。9月に向けて出版準備を進めていきます。作品全体をもう一度よく読み直して、必要があれば修正もかけていくつもり。◆第3回新しい風コンサート 6/30金沢駅前にある「石川県立音楽堂」で、五木寛之プロデュース 第3回「新しい風」コンサートが行われます。金沢カペラ合唱団湘南市民コールのジョイントコンサートに加えて五木寛之トークコーナー付き、という盛りだくさんのコンサート。このコンサートの中で、金沢の歌と湘南の歌を披露するという事で新しく編曲を書き下ろしました。サザンの「チャコの海岸物語」「Hotel Pacific」と加山雄三の「君といつまでも」、それから金沢の歌という事で五木寛之作詞の「金沢望郷歌」などです。全てピアノ付きの混声合唱。ご興味のある方、現地でお会いしましょう。◆第2回七夕コンサート  7/4妻が出演するコンサートが東京・市ヶ谷で行われます。→第2回七夕コンサートこのコンサートのためにムソルグスキーの「禿げ山の一夜」をフルート3本+サックス4本の異色編曲を書き下ろします。かなりどぎつい、アグレッシブなものにする予定。手許にチケットやチラシがあります。興味のある方にはチラシをお送りしますので、お気軽にご一報下さい。◆Fiore七夕コンサート in 酒々井  7/7千葉県印旛郡酒々井町で行われるフルート四重奏団体「フィオーレ」の七夕コンサート。このコンサートのために、星にちなんだ曲を2曲編曲します。コンサート詳細の詳細は、後日改めてお知らせしますね。

最近は事務作業をしている時にNaxos Music Libraryから適当に選んだ曲を聴いている事が多いのですが、今日聴いていたのはたまたまトップで紹介されていたハイドンの中期?交響曲集。50曲でまだ全交響曲の半分ですからね。単純に分量だけでも感嘆。で、そのハイドンを改めて聴いていると、BGMには出来ないくらいに面白くてたまらない。昔はこの面白さはわからなかったけど、これだけ随所にアイディアがちりばめられていてサプライズに満ちた音楽を見過ごしていたなんて、なんと勿体ない事をしていたんだろう。「複雑な和音を刺激的なリズムでカッコ良く聴かせる」事こそが面白いと疑い無しに信じていた頃は、ハイドンなんて威厳もなければお洒落でもないカビ臭い存在だと思ってました。反省。30歳を前にしてようやく「当たり前の事をサラッと実現して、なおかつ奥行きを持たせる事」の魅力と難しさをはっきり認識できるようになってきたかなぁ。今ようやく「気づく」「わかる」まで来たから、10年前に比べれば大進歩。「できる」までを生きてる間に手に入れたいなぁ。___今日の他の収穫はレスピーギのオーケストラ伴奏歌曲”La sensitiva”(P. 104)です。オケの書き方が圧倒的にうまい。色彩感の変化が素敵。日本語にすると歌曲集「感覚」で、いかにも売れなそうな雰囲気漂ってますが、近代音楽の好きな人は聞く価値ありです。

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