音源整理

どうも風邪をひいてしまったらしい。こまごましたようで外出が多かったからどこかで貰ってしまったかな。舌(特に先端)が痺れて、腹部に鈍い痛み。そして時々扁桃腺に瞬間的な刺すような痛み。扁桃腺の痛みはこれまで経験した事の無いタイプの痛みだ。大丈夫かなぁ、でも、寝込むほどではないしある程度動く事は充分可能。ただ、充分に元気というわけでもない。今日は作曲を進めたかったんだけど、作り始めてみてもどうにも頭が回転しなかったので予定変更。ずっと懸案だった自作の音源の整理をすることにしました。事務的な事ならどうにかなるもんね。多分。今までに演奏されたときの音源は大部分がMDに入ってます。あとはCDに入っている録音も少し。問題なのはMDの方で、普段殆ど使っていないポータブルのハードを持っているだけ。時々「選曲の参考に音源を聴かせてください」なんて問い合わせが入ったときに、わざわざオーディオ周りの配線をやり直してMDからテープに落として、そのテープから再び別のMDにダビングし直す、なんて作業をしていたんです。今までは。この上なく非効率なのはわかっているんだけど、そういうシステムしかないんだからしょうがない。そんなわけで、これまでは音源の問い合わせがある度に憂鬱になってました。一度パソコンに取り込めばいいのはわかっていたけど、僕が今使っているMacにはオーディオ入力する端子がない。数日前、やっとUSBのオーディオインターフェースを買ってきたのでパソコンにMDの音源を取り込めるようになったんです。1万円は痛い出費だった・・・。2〜3千円であっても良さそうなのになぁ。で、今日は図らずも事務作業の一日になったので、順番に過去の音源を取り込んでいきました。取り込んだ後は波形編集のソフトで頭と終わりの無音部分をカットして(エフェクト効果をどうこうするほどの思い入れは無い)、編集し終わったファイルは順番にiTuensに投げ込んでいって演奏者のクレジットを加える。問い合わせの大部分は合唱なので、とりあえず合唱曲の整理だけはひととおり終わりました。これからは問い合わせに応じてトラックを選んで、ボタン一つでCDを焼いて送る事ができるぞ。ビバ、iTunes!作曲家によっては自分の曲を聴くのが大好きな人もいるのかもしれませんが、僕は自分の曲を聴くのは嫌いです。いろいろ気になって身につまされてしまうから。作曲しているその瞬間は「おお〜すげ〜カッコイイ!」とか無理にでも信じて書くように心がけてますが(ある種のカンチガイも必要でしょう)、書き終わってしまえば後悔と慚愧の念に苛まれます。で、「もしこんな曲を最後にして死んじゃったら大変だ」なんて思うので次の曲にかかれるわけです。もっと筆の力があればそんな事を考えなくなってくるのかもしれませんが。これでも10年くらいは作曲しているので、全部の音源整理にはまだしばらくかかりそう。


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