頼まれている吹奏楽編曲を進める。ごく短い曲。吹奏楽くらいのパート数になると清書は必然的にパソコンで、ということになってくる。パート譜も作らなくちゃいけないからね。吹奏楽を書くのも久しぶりなので吹奏楽用の五線のテンプレートを作り直したりして時間がかかった。パソコンのファイルと言えども毎日使っているとどんどん各種設定は進化していく。編曲しているのは某高校の「応援歌」という曲で、校歌や社歌なんかによくあるタイプの曲。そして今回の曲はだいぶ古い曲のようで(戦後すぐとか、そんな感じだろうか)、時々ピアノ伴奏の和音が不思議な音になっている。(これもわりとある状況)とはいえいくら不思議な和音が使われていてもそこも含めてのその曲の魅力である。でも、一方で適切な流れに書き変えたい自分もいるわけで、どのあたりにバランスポイントを見つけていくか、というのがこういった編曲の時の大きな問題になってくる。この学校の人たちにはもともとの曲が耳馴染みになっているわけだから、全面的に印象を変えてしまうのも適切な処置ではないだろうし。延々と主和音が続いているところをどうやって逃げようかとか、少し対旋律を混ぜた方が場が持つな、とかそんなようなことを考えて試行錯誤してました。夜は父と、弟と久しぶりに会った。父が仕事で上京して来たのに合わせて。いろいろと他愛のないようなことを話していて改めて、父と母の間に生まれたことを感謝する。今振り返っても、両親は愛情たっぷりに育ててくれたと思う。その結果がこんな不安定な作曲家人生、というのは申し訳ないなぁなんて両親(だけ)に対しては思うけど。(^^;)それでもやりたいことをやりたいようにやらせてもらえている環境には感謝してもしきれない。弟もちゃんと将来の目標や計画を持って頑張っているようだった。この間ライヴを見に行ってから僕の方ではいろいろ心配が膨らんでいたけど、僕が心配するような問題くらい、ちゃんと弟もわかってるみたい。そこはやっぱりできた弟だと思う。父の話では両親は最近特に夫婦仲が良いらしい。平穏な日々を送っているようだ。もともと滅多にケンカしているところを見なかったけどね。いつまでも仲良く過ごしてください。>両親へ
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