西洋音楽史

長い間探していた本を入手!帰宅したら、注文してあった本がポストに!届いていたのは朝日出版社のヨーロッパ音楽の歴史(上巻)。下巻だけははかろうじて店頭在庫を見つけて買ったんだけどねぇ。上巻はどうやら絶版になってから久しいようです。日本の古本屋に出てるよ〜と情報を貰ったので早速注文を出して無事購入できたのでした。情報提供者のしゃー君、ありがとう。<(_ _)>西洋音楽史の本にもいろいろあるけれど、この本はとりわけ、歴史の中でそれぞれの事象がどう影響しあっているかを常に意識しながら書かれている点が素晴らしい。他の多くの本はもっと一つ一つの事象の説明に終始しているような気がするけど、こうやって流れを読ませてくれる本は、まだ他に知らないなぁ。もちろんそれぞれに一長一短があって、パッと読んで一つの項目だけを調べたい時にはその他大勢の本や事典をひも解いた方がいいんだろうけどね。「ヨーロッパ音楽の歴史」が絶版になっている背景はもしかしてそのあたりに関係があるのかな、なんて気もします。(西洋音楽史のテスト前にあわてて知識を詰め込む本としては不向きだから。)でも、こういう本も生き残れるような需要があって欲しいな。全てのものが手軽になればいいってものでもないでしょう。じっくり取り組んではじめて見えてくるものも大切にしていきたいですから。


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