みみをすます

「みみをすます」が出来上がりました!

正真正銘のできたてホヤホヤ。製本所から出版社に16日のお昼に届いたものを、夕方に受け取ってきました。

混声合唱と打楽器のための みみをすます

谷川俊太郎 詩 / 堀内貴晃 作曲

MIMI O SUMASU (Listening)For Mixed Voices and Percussion

Poem by Shuntaro TANIKAWA / Music by Takaaki HORIUCHI

音楽之友社 定価1700円(+税)

です。

ナゼ英語のクレジットまで書くかと言うと、わざわざ外国向けにローマナイズした歌詞まで併記しているからです。日本語はかなりのマイナー原語に属するので、外国の団体に演奏されるのは難しそうだけど、なんとか諸外国でも演奏されて欲しい!

これから問屋さんを経由して配本されるので、1週間くらいしたら店頭でも見かけられるようになるはず。打楽器共演というマニアックな編成が原因で売れ行きの予測が難しいために、初版分の著作権料はナシという契約になってしまいました。(その分自分で浄書して浄書屋としての制作費は貰いましたが。) 2刷目にならないと著作権収入がないんですね。ショボン。

みなさん、買ってね!1冊買って頂くと5%の85円が僕の口座に入ってきます!本当は、買ってくれるよりは、ダイレクトに僕に100円くらい恵んでくれた方がもっと嬉しい!(笑)

今日は出版社で出来立てホヤホヤの楽譜を受け取って、その足で合唱団の練習に立ち会ってきました。(運び屋を手伝ってくれたI上くんありがとう。)今週の土曜日に行われる合唱コンクールの全国大会でこの「みみをすます」が演奏されるんです。その事前練習の立ち会いに行ったのでした。そして最後1時間くらいを貰って、直接「みみをすます」の指導。出版までされたんだから完全に自分の手を離れた、と言いたい所だけど、実際は作り手として「この音はこうであって欲しい」という希望がどこまでもつきまとってしまいます。それがベストとは限らない事もわかっているのに、それでも。

僕は所用のために新潟に聴きにいけませんが、いい音が新潟に響きそうな予感でした。いい演奏をして、お客さんを感動させて下さいね!>合唱団の皆様新潟で聴けない皆様も、是非楽譜屋さんで楽譜を手に取ってみて下さい!


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