以前書いた「ひだまりの詩」のレコーディングの日。
江戸川橋に近い、キングレコードの関口台スタジオに行ってきました。
こういうスタジオのレコーディングは初体験。僕みたいな活動分野でスタジオに来る日が来るとは予想しなかった。
取り方にもいろいろあるんだろうけど、今日の場合は合唱団のブースと指揮者のブース、ピアノのブースをわけて、マイクを別にセッティングしておいて、あとは目視とヘッドホンの音で合わせる、というやり方。
僕はコントロールルームの方で聴かせて頂きました。マイクを通した音だけを聴いている関係でリアルタイム演奏と全く同じプレイバックが聴こえる事に軽いカルチャーショックを覚えました。
今日の音色は生演奏の基準から行くと硬いものだったけど(そもそも自然に響くだけの広さが無い)、後からミキシングで音像を変えていくんだろうなぁ。仕上がりはまったくの未知数です。
今日行ってみてからわかったんですが、今日のピアニストは、なんと去年熊本の公演の時にお世話になった先生の娘さんでした。「娘は東京でピアニストしとります」という何気ない世間話を覚えていた自分に拍手。世間は狭いです。
で、ご報告です。「ひだまりの詩」の編曲は、まぁ上手くいっていたと思います。今日は20〜30代が中心の合唱団だったけど(そういえば合唱団と顔を合わせない現場、っていうのも珍しい経験だ)、+ウン十年世代の女声合唱団でもそれぞれの魅力が出せるような、素直な編曲になっていたと思います。
CDは春に発売、楽譜は夏に発売予定なのでご記憶下さい。
今日はもう1曲、世間をにぎわしている「千と風になって」の編曲も録音してもらいました。こちらも合唱は素直に歌えて、ピアノが音楽の広がりを支えるような編曲。同時収録なのでお楽しみに。
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