こんなところに書いてちゃいけないタイミングなんだろうけど、ちょっと煮詰まったので気分転換に。Y君、気をもませてごめん。でもちゃんと締め切りには間に合わせます。(意地)明日いっぱいまでにちゃんとかたちにまとめます。「はこねはこねはこね・・・」って頭の中で繰り返してるうちに箱根はコネ箱根はコネ、に変化してきてしまう。箱根のコンクール用なので冗談にもできませんね(^^ゞ譜面を書いている時に考えていることなんて、人様に明かせたものじゃあないと思う。その中から時々いいアイディアが浮かんだりもしてきます。メールの返事が遅れている方多数。ごめんなさい。締め切り越えの明後日にはいろいろご連絡をば。書道の展覧会のチケットを頂いているのだけど(書の世界ではすごい人らしい。池袋駅でもポスターを見かけた)まだ行っていない。24日くらいまでだったか。何とかして行きたい。行ったところで書のなんたるかなんていうのは全くわからないだろうけれど、わからないことや未知のものに対する好奇心は常に開いていたい。素人なりになにか感じるものでもあれば儲けものでしょう。さて、そろそろ机に復帰します。♪箱根の山は〜
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けっこうタイトなスケジュールが続いていたのがようやく終わり、久しぶりに時間に追われずに過ごしてます。1週間前には依頼されていた中学生向けの合唱曲を2日で完成。2日で1曲作曲というのは(規模の大きな曲で無いとは言え)僕としては結構なハイペースです。限られた時間の中ではそこそこのアイディアを盛りこんで書けたのではないでしょうか。次の締切は20日。ピアノ三重奏用に何曲かと、混声合唱向けの“オリジナリティ溢れる箱根八里”というやつを書かねばなりません。前者は単純なトランスクリプションなので特に問題は無いけど後者が問題。去年も一度編曲したけど、この曲に対していったいどういう味付けが可能か。いやみのない、遊びに溢れたアレンジができれば、と思うけど・・・。ピアノの上で遊びつつ楽想を練っています。
今日は懇意にさせていただいている合唱団、CANTUS ANIMAEさんの5回目の演奏会。猫祭を取り上げていただいて、今回でなんと2回目。とても良い演奏。そこここに僕が作曲当時に思い描いていたイメージを垣間見ることができて終曲では思わず落涙(大げさじゃなくて)。おかげで左目のコンタクトが外れて、舞台に呼ばれた時には段を踏み外しそうになりました(^-^;聴きながら、消しゴムに消された作曲当時の音符まで見えて来たような錯覚にとらわれましたが、これは僕の主観的な思いこみだけではないはず。それほどに音像が立体的に作られていました。作曲者冥利に尽きるというものです。※団員のみなさん、ありがとうございます。お話頂いた件も最大限の誠意を込めてお応えしたいです。楽あれば苦あり、というのが人生の常で、実は昨日までに終わりたかった作曲の師匠の手伝いが終わっていません。明日は9時27分発のスーパービュー踊り子号53号で伊豆に向かわなくてはいけないので、なんとかそれまでに全部の作業を終えねば。旅支度も明日使う楽譜の整理もまだです。何事も、早めに準備をして余裕を持って動くに越したことはないですね(涙)これから必死で今日の分の幸せを消化します(^-^;
楽天ブックスに注文してあった本が届いた。1冊はエレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する。物理の本。超弦理論の入門書としてわかりやすい、とどこかで書評を見かけたけれど果たして僕に理解はできるのか。(^-^;もう1冊はバッハの音符たち―池辺晋一郎の「新バッハ考」(音楽之友社)。月刊誌音楽の友での連載を1冊にまとめたもの。池辺さんのわかりやすい語り口で、うまく専門的な視点も取り入れつつ難解にはならない程度に、名曲の名曲たる所以を解き明かしてみる本。池辺さんの良さがうまく引出されていて、誰に対しても開かれた本になっていると思います。音楽之友社は最近いい仕事が増えてきていると思います。この勢いで頑張って欲しいですね。因みにもう1冊。同じく池辺さんのモーツァルトの音符たち―池辺晋一郎の「新モーツァルト考」も注文してあったのに在庫切れだって。売れてるみたいですね。増刷が8月下旬になるらしいのでどこかで店頭在庫を見つけて買ってしまおうかな。
ニュースを見てびっくり。今年の夏の甲子園のこと。我が地元の石川県代表が遊学館高校になっているじゃありませんか!野球部が出来て2年目で甲子園出場、という話題も素晴らしいことですが、僕にとっては先日、依頼で応援曲を書いたばかりの高校、ということで驚きも二重です。県大会の応援では僕の曲使ってくれたのかなぁ。ごくごく短い16小節ほどの曲を2曲だけですが、もしかすると中継なんかの時にも流れるのかもしれないですね。毎年甲子園は結果確認程度だったけど、これは今年はリアルタイムで中継を見ておかないといけません。(笑)というわけで今までに載せていなかった2曲を作品一覧に載せておきます(^-^;校歌と応援歌の吹奏楽アレンジもやってるんです。遊学館高校頑張れ!
とあるコンクールに出そうとして木管五重奏を書こうとしていたけれど、間に合いそうにないので断念。昨日の午後になって立て続けに仕事の催促の電話がきてしまったことが理由のひとつ。それまでにも他の仕事に時間を奪われてしまっていて、作曲に専心できるようになったのがようやく3日ほど前だった、というのも理由のひとつ。運悪く、向かいの小学校の壁の掃除だかなんだかが入ってしまっていて、業務用(?)の高圧シャワーか何かの音が朝9時から夕方6時までひっきりなしに鳴り続けていてとても集中できなかったのも理由のひとつ。特に最後の理由の「騒音」にはまいった。自分でピアノを弾いたり、和声や対位法の課題を解いたり、写譜や大雑把なアレンジをしているような時ならまだ耐えられるものの、自分の内にある音を聞き探っていく作曲のようなことをやっている時にあの騒音はどうしても気になってしまう。耳栓も効果なし。(涙)特に今書きたかったのは木管五重奏。音色での発想で音楽を形作っていこうとしているような時にはやっとイメージした音響イメージが一瞬で吹き飛ばされてしまう。とにかくタイミングが悪かった。今年のはじめごろにも運悪く、オケだったか合唱だったかを書いていた時に目の前の道路を掘り起こして一ヶ月ほどの間ひっきりなしに下水工事の轟音が鳴り止まなかったことがある。この時もとにかく辛かった。(涙)・・・今住んでいるのは小学校の目の前。普段は子供の元気な遊び声が聞こえてきたりする程度で、それは生活音としてそう気になることもないし、今住んでいる場所にとりたてて不満はなく過ごしているけど、作曲に集中している時に騒音が飛びこんでくるようなことが続いてしまったので思わず引っ越しが頭にちらついてしまう。東京に住んでいて生活音と無縁で生活できるとは思わないけれど、せめて作曲したい時に作曲に集中できる程度の環境を確保したい。今回みたいに日中ずっと同じ音が絶えず鳴り響いているのはまっぴら。で、木管五重奏は近い将来、何か他の機会を目指して書くことに切り替えたので依頼を頂いた楽譜作りに勤しむことにします。ひとつは中学生用の合唱曲。詩人の高塚かず子さんにお願して何篇か若い人向けの詩を送っていただいている。うまくいけばまた高塚さんのことばに曲を寄り添わせることができるわけで、久々の楽しみな作業。もしうまくいかなかった時のための詩も数篇探してある。ひとつはピアノトリオ(Vn,Vc,Pf)のためにアレンジを少々。展覧会の絵など。ひとつは「箱根八里」の混声合唱用のアレンジ。【クラシカルにオリジナリティあるアレンジで】だそうです。再作曲に近いような作業になりそうで、これはこれで楽しみ。他にもいくつか。課題はいろいろあります。自分の作曲や勉強も進めていきたいしね。
音楽之友社から、矢代秋雄さんの「交響曲」と松村禎三さんの「交響曲第1番」がそれぞれミニチュアスコアになって発売されたようです。せっかくの機会なので今度買ってきます。この邦人作曲家のミニチュアスコアシリーズ、たしか最初に交響譚詩とか地平線のドーリアあたりから出始めたはずだけれど、毎回わりとツボをついた作品を狙ってきています。矢代作品なんかはこの間ナクソスから新録音も出ていたからいいタイミングですね。売れてくれるといいなぁ。で、売れた利潤で次回は三善さんの交響三章あたりが出ると僕としては非常に嬉しいのだけど。なんとなくタイミングを逸して未だに買いそびれたままです(^-^;作曲の方は、月末に向けてかつてないスピードで筆が進むことを願って奮闘中。奇跡は起きるか!?アタマはとても作曲に向いた状態になってます。
小石川にある印刷博物館に行ってヴァチカン教皇庁図書館展を見てきました。古い写本の綺麗なことと言ったら!!しばらく時間を忘れて見入っていました。宣伝もあまり見かけないし、テーマがテーマだからそんなに客入りは良くないのかと思って出かけたけど意外に客入りが多くてびっくり。(僕の興味はキリスト教のことよりも、本や印刷の歴史の方にあります。)もし興味のある方がいらっしゃいましたら21日までです。是非。印刷博物館は凸版印刷さんが運営しているようです。トッパンホールと同じ建物に入っているんですねぇ。これでも一応音楽やってるんですが、トッパンホールにはまだ一度も足を運んだことがないのに先に印刷博物館に行くことになって、少し後ろめたい気持ちも芽生えました(^-^;#アルディッティSQは予定が被って聞き逃したし・・・活字、組版、印刷、活字・・・なんて単語に興味のある方なら何回か訪れても楽しそうです。僕も、もう少し空いている平日にでもまた出向いてみます。活版印刷体験コーナーで遊びたい!
少し時間が取れたのでひさびさにシェーンベルクの室内交響曲を聴いた。取り寄せていたスコアが何日か前に届いていたものの、しばらく開く暇がなかった。(たかだか3、40分のことだというのに・・・(^^;)学生の時、この曲の冒頭に出てくるエンハーモニック転調と完全4度で上行するモティーフが大好きだったことがある。(これは曲中で姿を変えて、何度も印象的に登場してくる)特に練習番号77の、弦のハーモニクスから管楽器の和声に受け継がれて行く部分が好きだった。他の部分はかなり濃密に書かれていることもあって大好きな音楽、というわけでもなかったけど(単なる趣味の問題)それでもあのエンハーモニックを聴きたくて何度も何度も聴いたものだ。シェーンベルクの楽譜は総じて高くて、前は図書館で眺めるだけだったのが、最近Doverからかなりの廉価で出始めている。シェーンベルクが廉価で買える、というのも時代ですねぇ。室内交響曲を聴いているうちにピエロも聴きたくなったので月に憑かれたピエロも久々に聴きなおしました。やっぱりいい曲。学び取りたい書法がたくさん盛りこまれている。
ハープのリダクションスコアは締切りまでにちゃんと間に合って完成。(^^)とりあえずは依頼者にも喜んでいただけたようで嬉しいです。でも、楽譜ですからね。演奏してみたら問題が浮かび上がって来る、ってことのないように願うばかり。(^^;)別の方から面白そうな依頼を受けた。子供用の合唱曲を書くことになるかもしれない。テクスト探しが、子供用の曲では大変になるだろうな。教育的配慮も必要になってくるはずなので、今ゆっくりあたためているシュールな詩は使えないだろうし。依頼されたものとは別に、計画していたり、いくつか音符を書いてみている曲もある。7月、8月にはなんとか生活の方をやりくりして、書きたいものを作曲する予定。