だいぶ前にamazon.co.jpに注文していたProkofiev: プロコフィエフのピアノソナタ1番〜4番のスコア(Dover)が届いた。忘れた頃に、というタイミングで届いたので驚いたけれど、早速作業の合間の息抜きがてらぱらぱら弾いてみたりしていた。7番あたりのほうが断然刺激的な響きが多くて僕の好みではあるけれど(演奏機会も多いし)、初めの方のソナタもちょっと捨てがたい。今書いている曲のヒントになりそうなアイディアが少し見つかった。(実際に使えるかどうか・・・)プロコフィエフの「それでいいの?」なんて思ってしまうような縦の響きを、多少強引にでも横の流れで押し切ってしまって、その結果面白いテクスチュアを形作っていく作曲法は嫌いではない。先が見えなくなりやすいような気もするけど、それはきっと賛否両論あるところだろう。ソナタに興じていたらなんとなく気になったので束の間の幻想も引っ張り出してきて久々に弾いてみていた。
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