瀧廉太郎その後

今日は自作の改訂と編曲。無伴奏混声合唱のための「薔薇」は、来年2月に向けて楽譜を書き直しています。初演の時は時間切れで、思うように掘り下げられなかった部分もあるので、納得できるようにと再チャレンジ。作曲家によっては終止線を弾いたら最後、二度と直さないってタイプの人もいますが、僕はなかなかそうできません。ヘビ年生まれで執念深いのか(笑)いつまでもより良くなるように書き直していたい衝動に駆られます。現実には締め切りがあるのでどこかで区切りをつけなくてはいけないんですが。なるべくその時々の時間的条件の中での最善は尽くしていきたいと考えています。今回の改訂の締め切りは今週水曜日の夕方。「薔薇」はたかだか3ヶ月前の楽譜だけど、やっぱり今見ると気に入らないところがたくさんあるので(^▽^;)細かいところも含めていろいろ変わりそうです。今日はイントロ部分で新しいアイディアの導入を実現。単純な音を少し足しただけだけど、少しは奥行きが出たかな。どうして7月に思い浮かばなかったんだろうなぁ。(涙)div.する部分も増えそうです。CANTUS ANIMAEのみなさんすいません。ちょっと難易度が上がるやもしれません。でも、音楽をより上質にしたい。尤も、作曲家にとっての改訂って客観的な視点に立ってみると「改悪」だったりもします。それでも最後には自分を信じるしかないんですけどね。滝廉太郎のアレンジも並行して進めています。もうすぐ第一便の楽譜を送りますのでいましばしお待ち下さい。>鈴優会のみなさま。一工夫ある滝廉太郎をお届けしますね。


Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です