ビクターから出ている「密林のポリフォニー イトゥリ森ピグミーの音楽」というCDを買ってみた。前から時々書いてるけど民族音楽に興味が出始めているので、ためしに買ってみた1枚。まだ一部しか聴いていないけど、かなり面白そう。即興的に呼応して紡がれていく合唱。情景が見えてきそうな録音をしてくれているけど、こういうのはいつか目の前で体験してみたいですねぇ。実現出来なければせめて映像で見てみたい。

晩御飯ににしんのかまくら焼きを作ってみた。普段はこれくらいの手間の料理ですら面倒がって作らないのに珍しくチャレンジしたのは、にしんを安く売っていたのを思わず買ってしまったから。(^^;)魚をおろしたのだってかなり久しぶり。料理をする人にとっては日常的なことなんだろうけどね〜。慣れない手つきで作ったけどおいしくなってくれました。(^^)

以前は電車の移動中には楽譜を読んでいたりしたけど、最近は読書に方針転換。ちゃんと活字にも触れておかないとね。この間は小泉文夫さんの音楽の根源にあるもの(平凡社ライブラリー)を読了。いい刺激を受けた本です。まだ知らぬ民族音楽にたくさん触れたくなった。特に鯨を狩るエスキモーの歌と言うのに触れてみたい。次に読んでいるのは平田オリザさんの「演劇入門」(講談社現代文庫)。別にこれから劇団に入りたいわけでもないんだけど、劇作法にちょっと興味があるので買ってみた。。何か役立つことがあるかもしれないし。まだ殆ど読めていないなかでナルホド!と思ったのはインターネットについてちょっと触れた下り。平田さん曰く、「話し言葉(だけ)で書く」と言うことはずっと歴史上戯曲作家だけの専売特許のようなものだった、と。それがインターネットが出てきたことで特に話し言葉の書法を身につけているわけでもない一般の人が不特定多数の人の目に触れる話し言葉を「書く」状況が生まれてきた。これは今までの状況には無かったこと。そこで、対面の会話や手紙なら何でもないようなことでケンカになってしまう状況がしばしば起こっている、と。(記憶で書いているから多少あやふやですが)おおよそこんな感じのことが書いてあります。(本としてはちょっとした余談程度に書かれていますが。)僕自身も思い当たることがいくつか。最近も身近かな人が巻き込まれてしまったばかり。そうは言いつつも、特に訓練したわけでもない話し言葉をこうして書きつけてしまっているわけですが(^^;)人のことばを読むときには割り引いて、また人にことばを書くときには迂闊に傷つけてしまうことのないように一層気をつけるように心がけたいものです。特に僕はことばが冷たくなる傾向にあるみたいだから気をつけないと。(^^;)

Samuel AdlerのThe THE STUDY OF ORCHESTRATION(第3版、Norton Ed.)がやっと届いた。去年の11月から予約してあったのでけっこう待ち遠しかった。注文時期の為か、いま注文するよりも1000円ほど安く購入できた。ラッキー!(^^)ざっと眺めたところこのテの本に比べてよりスコアリングに重点を置いているようだ。もちろん基本的な楽器個別の特徴付けなんかは押さえてある。この本対応のCD(結構なお値段のもの)も出ていたんだけど、値段の理由がやっとわかった。6枚組のCDが付いて譜例部分のサンプル音源が満載されているらしい。6枚分の情報なら値段も納得。CDの方もそのうち財布と相談して取り寄せてみよう。

いっぱいいっぱい。それなりに頑張ってはいるんだけど気持ちが焦っている時の常で、空回りすることが多くなってくる。もう2、3日こらえれば乗り越えられると思うんだけど。まだまだ人間が小さいのでちょっと負荷がかかってきたくらいで必要以上にピリピリしてしまいます。今日僕と接した皆さん、不快な思いをさせてしまっているかもしれません。ごめんなさい。もうちょっと打たれ強くなってもいいんだけどね。難しいです。

午後にピアノ伴奏の合わせ。なんの因果か僕がC.P.E..バッハのトリオソナタ(2Fl+Pf)の伴奏をすることに。ステージとかじゃなくて勉強会で弾くんだけどね。バッハさんと言えばかのJ.S.さんは尊敬申し上げているもののその他のバッハさんをあまり存知上げずに最近まで来てしまったのでとてもいい勉強になっています。C.P.E..さんもなかなかの作曲家です。伴奏の方はいろいろダメ出しを頂いてしまった(当然)のでなんとか勉強会の日までにカタチになるようにさらいます。やっぱりちゃんとピアノ科でさらってる人となんとなく作曲家で弾いてる人は違うので、ごまかしの効かない曲になったときに辛い(^-^;ごまかせる曲ならいいのか、っていう問題でもないだけどね。ピアノ、もっとうまくなりたいです。目指せ、リゲティのエテュード。(無理無理)伴奏合わせから帰ってきたら仕事の電話がちょうどかかってきてにわかにバタバタ。今日お世話になった皆様、ありがとうございました。今日は会った人も、電話で話した人もみなさんと音楽の関わりで話を出来たのが嬉しかった。やっぱり僕は音楽が好き。何事か音楽に資する仕事をしたいと思う。

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